駅エリアごとの平均坪単価として算出
株式会社東京カンテイは、2023年5月9日、京成本線・大神宮下駅~京成成田駅間の駅別中古マンション価格を発表した。
ここでの「価格」は、同社のデータベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格をもとに、同区間における駅エリアごとの平均坪単価として算出されたもの。現状価格の集計は、2022年10月から12月までの3ヵ月間に実施されている。
150万円台に迫る勢いを示す京成津田沼駅
今回の発表によると、京成本線の大神宮下駅~京成成田駅間において中古マンション価格が最高値となったのは、147万円の京成津田沼駅だった。同駅エリアは、前年も113万円から128万円への上昇を果たしたが、今期も2桁上昇を達成。150万円台にも迫る勢いを示している。
同区間は、平均築年数が40年以上の駅エリアが散見され、路線の平均築年数を大きく上回っている。しかし、平均築年数が41.5年の大神宮下駅は、前年に続く形で平均坪単価の2桁上昇を達成。やはり平均築年数が40年以上の谷津駅も、平均坪単価は8.9%上昇して98万円をマークした。
京成本線全線の平均坪単価は、169万円
今期の同区間では、八千代台駅もまた52%もの大幅上昇を果たした。しかし同社はこの上昇について、高額物件などの特殊事例が価格に影響した可能性を指摘している。
なお京成本線全線(日暮里~京成成田)における中古マンションの平均坪単価は、169万円となった。前年と比較して、価格で18万円、比率で12.3%上昇している。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/京成本線2 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/1178