売主と買主を直接つなぐ「COCOURI」、売買サポート機能を強化

株式会社ココウリ（以下、ココウリ）は4月28日、同社が運営する不動産マッチングサービス「COCOURI」において、解体工事の一括見積もりサービス「クラッソーネ」を手がける株式会社クラッソーネ（以下、クラッソーネ）との業務提携を開始したことを発表した。

「COCOURI」における「ココウリ売買サポート」の機能強化を目的とするもので、物件売買時の解体工事手続きを容易にする。

「COCOURI」は、不動産の個人間取引で売主と買主を直接つなぐ、CtoC型の不動産マッチングプラットフォーム。専門的なイメージが強く、閉鎖性も残る不動産領域において、その取引をより身近に、デジタルの力を活かしながら、あらゆる人々が安心・安全に、自分らしい運用や売買を行える仕組みを整備することを目指している。

「ココウリ売買サポート」では、不動産売買を行う際に、その過程で力を借りることが必要になる事業者、手続きなどで関与することが必須となる機関・士業専門家らと、ユーザーをスムーズにつなぐことを実現する。

ココウリでは、今回の業務提携先であるクラッソーネのほか、年内に不動産会社やリフォーム会社、弁護士、税理士、不動産鑑定士、保険会社、銀行との業務提携を行う予定としており、提携を活かした不動産関連取引のワンストップ支援を行っていく姿勢を示している。

「クラッソーネ」は、全国約1,700社の解体工事専門工事会社と施主をマッチングする一括見積もりサービス。Web完結型を特長とし、希望条件に沿う、一定の審査基準を満たした優良工事会社を提示・紹介するほか、見積もり内容の相談、工事の実施・完了、契約までサポートしてもらえる。

今後は、不動産売買時に現存する上物の解体工事はもちろん、「COCOURI」内で建物解体をしたいユーザーに対し、「クラッソーネ」のプラットフォームを活かした専門工事会社のニーズに合った提案がすぐに実行可能になるという。

ココウリではさらに、物件情報だけでなく、マーケット情報や知っておきたい基礎知識などの配信にも力を入れ、初心者不動産投資家を支援したり、個人投資家でも無理なくスムーズに取引ができる環境を専門家と協力しながら作り上げて提供したりしていくことを推進したいとする。

不動産領域でのオンライン手続きや非対面決済、テクノロジーを活かした不動産手続きのDX化も進めていく方針で、オンラインでの運用がより快適に、幅広く実施できるようになっていくものと期待される。




株式会社ココウリによるプレスリリース（PR TIMES）
https://prtimes.jp/000000007.000082819.html