4月の中古マンション価格は4,486万円
東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は5月12日、2023年4月度の「月例速報MarketWatchサマリーレポート」を発表した。
レポートによると4月の首都圏における中古マンションの成約件数は、前年同月比4.5%減の2,954件で、3か月振りに前年同月を下回った。
成約平米単価は同2.1%上昇の70万1700円、成約価格は同2.8%上昇の4,486万円だった。成約平米単価は36か月連続、成約価格は35か月連続で前年同月を上回っている。
地域別の中古マンション平米単価
4月における首都圏の、地域別の中古マンション成約平米単価の動向は、以下の通りである。
東京都は、都区部の平米単価が104万3800円となり、前年同月比で4.7%上昇。36か月連続で前年同月を上回った。多摩の平米単価は51万3300円と同4.2%下落し、3月ぶりに前年同月を下回っている。
神奈川県は、横浜・川崎市の平米単価が59万4400と、同2.1%の上昇となった。35か月連続で前年同月を上回った。神奈川県他の平米単価は40万4200円だった。同2.9%上昇し、29か月連続で前年同月を上回っている。
埼玉県の平米単価は、40万1000円だった。同0.3%とほぼ横ばいながら上昇し、35か月連続で前年同月を上回った。
千葉県の平米単価は、36万9000円である。同6.0%上昇し、こちらは33か月連続で前年同月を上回っている。
(画像は「月例速報MarketWatchサマリーレポート(2023年4月度)」より)
月例速報MarketWatchサマリーレポート(2023年4月度)-公益財団法人東日本不動産流通機構
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/mw/mw_202304_summary.pdf