新設住宅着工戸数は5.7%減の1万1,094戸
東京都は6月6日、2023年4月の「新設住宅着工統計」を公表した。
統計によると、4月に都内で新設された住宅着工戸数は1万1,094戸。前年同月比で5.7%減となり、3か月連続で減少した。
利用関係別の着工戸数は、以下の通りである。
持ち家は、前年同月比23.2%減の999戸。15か月連続で減少している。
貸家は、同6.0%増の6,282戸だった。こちらは2か月連続で増加している。
分譲住宅は、同15.5%減の3,809戸。3か月連続の減少となった。
また、分譲住宅の内訳では、マンションは同26.6%減の2,196戸で、2か月振りの減少。一戸建ては同2.6%増の1,553戸で、2か月振りに増加した。
地域別の住宅着工戸数
地域別の住宅着工戸数は、以下の通りとなった。
都心3区(千代田区・中央区・港区)は、前年同月比35.4%減の252戸。2か月連続で減少した。
都心10区(千代田区・中央区・港区・新宿区・文京区・台東区・墨田区・江東区・渋谷区・豊島区)は、同2.2%増の2,524戸。2か月振りに増加へと転じた。
東京23区部全体では同16.4%減の8,010戸となり、2か月振りに減少した。
市部は、同39.9%増の2,993戸。5か月振りの増加となった。
東京都のプレスリリース
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