首都圏は3月連続で中古マンション価格が下落
東京カンテイは5月22日、2023年5月における「三大都市圏・主要都市別/中古マンション70平米価格月別推移」を発表した。
三大都市圏と主要都市における中古マンションの価格を70平米に換算し、市場動向としてまとめたレポートである。
発表によると首都圏の中古マンションにおける70平米当たりの平均価格は、前月比0.3%下落の4,838万円だった。小幅ながら、3月連続のマイナスとなった。
都県別の平均価格は、以下の通りである。
東京都は、同0.3%下落の6,456万円。4か月ぶりに下落した。神奈川県は、同0.3%上昇の3,672万円。3か月ぶりに上昇し、僅かではあるが最高値を更新した。埼玉県は、同0.7%上昇の3,028万円。千葉県は、同0.1%上昇の2,782万円となっている。
大阪府の中古マンション価格は今年最安値を更新
近畿圏の70平米当たりの平均価格は、前月比0.3%下落の、2,899万円。小幅ながら2か月ぶりに下落した。
大阪府は同0.3%下落の3,096万円となり、年初以降では最安値となった。兵庫県は同0.4%上昇の2,537万円となり、4か月ぶりの上昇した。1月にピークを記録して以降は、やや下回る水準で推移している。
中部圏の平均価格は、同0.2%下落の2,293万円だった。愛知県は0.2%下落の2,435万円となっている。
(画像はプレスリリースより)
株式会社東京カンテイのプレスリリース
https://www.kantei.ne.jp/report/c202305.pdf