部屋探しをした高齢者に聞いた「高齢者が賃貸住宅を借りにくい問題」の実態調査
2023年7月3日、高齢者・シニア向けに賃貸マンション・賃貸アパートを紹介する「R65不動産」の運営を行っている株式会社R65は、65歳以上の高齢者が賃貸住宅を借りにくい問題(高齢者の住宅難民問題)に関する実態調査の結果を公表した。
全国の65歳を超えてから賃貸住宅を探した経験がある人を対象にしたインターネットアンケートにより、500人から回答を得た結果だ。
26.8%の人が年齢を理由とした入居拒否を経験
65歳を超えて賃貸住宅のお部屋を探した経験がある高齢者に「部屋探しを行った理由(複数回答)」を聞いたところ、1位は「家賃の低い物件に住み替えるため(36.6%)」、2位は「適切な広さの間取りに住み替えるため(32.2%)」だった。
「年齢を理由とした賃貸住宅への入居拒否経験」を聞いたところ、全国では26.8%の人が、関東では全国よりも高い32.2%が断られた経験があった。
また入居拒否された回数は、全国では半数以上が2回以上断られた経験があり、5回以上断られた人も11.9%にのぼった。
一方、収入別の「年齢を理由とした賃貸住宅への入居拒否経験」は、「年収200万円未満」の人は27.7%、「年収200万円以上」の人が26.4%とほとんど差がなかった。
(画像はプレスリリースより)
株式会社R65のプレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000068855.html