不動産投資ポータルサイト「楽待」の投資用不動産市場調査
株式会社ファーストロジック(以下、ファーストロジック)は、同社が運営する不動産投資ポータルサイト「楽待」における2023年4~6月期の投資用不動産市場調査結果を公表した。
調査は、2023年4月1日から6月30日の間に「楽待」に新規掲載された全国の物件を対象に行ったものだ。
一棟アパートは2四半期連続で上昇し過去最高を記録
先ず一棟アパート価格については2四半期連続で上昇し、2012年の集計開始以来で過去最高の7802万円、表面利回りは8.86%だった。
一棟マンション価格は3四半期連続での上昇の2億1248万円となったが、表面利回りは前四半期よりして7.68%となった。
区分マンション価格は前四半期より下がったものの、過去最高を記録した前四半期に次ぐ過去2番目に高い1847万円で、表面利回りは6.82%だった。
ファーストロジックでは、価格上昇の背景として、円安の加速や低金利政策が続く日本の不動産市場に海外投資家が積極的に参入したことなどが考えられるとし、今後は日本銀行が金融政策を引き締めに転換した場合には、不動産価格が下落する可能性もあるとしている。
(画像はプレスリリースより)
株式会社ファーストロジックのプレスリリース
https://www.rakumachi.jp/news/column/313442