6月の首都圏の中古マンション価格は4,610万円
東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は7月10日、2023年6月度の「月例速報MarketWatchサマリーレポート」を発表した。
発表によると、6月の首都圏における中古マンションの成約件数は、前年同月比3.6%増の3,111件で、3か月ぶりに前年同月を上回った。
成約平米単価は同7.9%上昇の72万2700円、成約価格は同9.0%上昇の4,610万円となった。成約平米単価は38か月連続、成約価格は37か月連続で上昇している。
横浜・川崎市の平米単価が38か月ぶりに下落
地域別の中古マンション成約平米単価は、以下の通りである。
東京都区部は、前年比8.2%上昇の104万8400円。38か月連続で前年同月を上回った。
多摩は、同1.1%下落の49万9600円だった。
横浜・川崎市は、同0.1%下落の59万6600円。ほぼ横ばいではあるものの、2020年5月以来38か月ぶりの下落となった。
神奈川県他は、同12.3%と2ケタ上昇の41万6800万円。31か月連続で上昇している。
埼玉県は、同6.9%上昇の42万5200円。37か月連続の上昇となった。
千葉県は、同11.0%の2ケタ上昇を示し、37万7100円となった。35か月連続で上昇している。
(画像は「月例速報MarketWatchサマリーレポート(2023年6月度)」より)
月例速報MarketWatchサマリーレポート(2023年6月度)-公益財団法人 東日本不動産流通機構
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/mw/mw_202306_summary.pdf