中古マンションの売却・購入工程をオンライン完結に
「KAERU不動産」を展開する株式会社PLAYWORK(以下、PLAYWORK)は8日、中古マンションの売却・購入をオンラインでスムーズに完結させられる新サービス「ゴジュパー」をリリースすると発表した。
査定から売却完了まで、仲介業者店舗への来店などは一切不要で、手間と時間を節約できるほか、仲介手数料も従来の50%と安価に抑えられるという。
2022年5月の法改正による、不動産取引の書面電子化全面解禁を受けた新サービスで、従来の不動産売買業における固定費や人件費を大幅に削減、その浮いたコストを利用者に還元し、一般の不動産売買希望者のメリットを増やすとしている。
情報の非対称性課題も解消へ
不動産取引の場合、一般の売却希望者や個人投資家にとって、物件の適正価格や必要手続きの詳細を知ることは難しく、それらへの情報が不十分で、業者の言いなりになりやすいといった「情報の非対称性」の問題が指摘されてきた。
仲介手数料の高さや、取引に要する手間の多さに悩まされるといった課題も、ここに由来するところが大きい。
「ゴジュパー」は、この課題について、1億件以上の成約事例や取引データをオンライン共有することで解消、適正価格を明確にしながら、安心・安全で簡単な不動産取引を実現させる。
法定で定められた仲介手数料の上限額は、物件売買額が400万円を超える場合、売買価格の3%に6万円を加え、さらに消費税を足したものとなるが、「ゴジュパー」はこの上限額を半分に設定、売り手と買い手の両負担を軽減する。
オンライン完結型のため、日本全国対応可能というメリットもある。PLAYWORKでは、「ゴジュパー」を通じ、新たな不動産取引スタイルの提供を進めていきたいとした。
株式会社PLAYWORK プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000097269.html