5月住宅総合価格指数は133.7
国土交通省は8月29日、2023年5月および2023年第1四半期分の「不動産価格指数」を公表した。
不動産価格指数は、2010年平均価格を100として指数化したものである。
これによると2023年5月における全国の住宅総合指数は、133.7だった。前月比で0.7%のマイナスとなり、反転下落した。
用途別の指数をみると「住宅地」は同1.2%上昇の111.1、「戸建住宅」は同0.6%下落の116.5、「マンション(区分所有)」は同1.0%下落の188.6となっている。
大阪府の住宅価格指数は全用途で上昇
都道府県別の指数は、以下の通りである。
「東京都」の住宅総合は、同4.2%下落の150.6。このうち住宅地は同4.0%下落の123.5%、戸建住宅は同1.6%上昇の132.7、区分所有マンションは同1.6%下落の185.6だった。
「愛知県」の住宅総合は、同5.5%下落の121.9%。このうち住宅地は同1.9%下落の108.4、戸建住宅は同9.1%下落の109.5、区分所有マンションは同0.3%下落の187.6である。
「大阪府」の住宅総合は、同3.9%上昇の139.7。このうち住宅地は同7.8%上昇の129.9、戸建住宅は同1.1%上昇の106.7、区分所有マンションは同4.6%上昇の196.7。全用途でプラスとなった。
第1四半期分・商業用不動産総合指数は136.5
2023年第1四半期分の全国の商業用不動産総合は、前年同期比で3.3%上昇し136.5だった。
用途別では、「店舗」が同4.9%上昇の153.3、「オフィス」は同8.0%上昇の162.6、「マンション・アパート(一棟)」は同1.0%上昇の158.9となっている。
(画像はプレスリリースより)
国土交通省のプレスリリース
https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/content/001626491.pdf