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2024年12月24日(火)
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顔認証の宅配ボックスを実現、入居者の利便性向上へ

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顔認証の宅配ボックスを実現、入居者の利便性向上へ

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フルタイムシステムとDXYZが業務提携
宅配ボックス・宅配ロッカー事業を展開する株式会社フルタイムシステム(以下、フルタイムシステム)は15日、DXYZ(ディクシーズ)株式会社(以下、DXYZ)との業務提携を開始したと発表した。DXYZの開発・提供する顔認証プラットフォーム「FreeiD」を宅配ボックスに内蔵させ、マンション向けサービスとして展開する。

この仕組みにより、導入マンションの入居者は、顔認証プラットフォーム「FreeiD」のアプリに、自身の顔データを事前登録しておけば、マンションに設置された端末に顔を向けるだけで、エントランスの入場やメールBOX・宅配ボックスの解錠、エレベーターの呼び出し、各戸への入室が可能になるという。

留守中などに宅配ボックスへ配達された荷物も、手ぶらで顔認証のみによる受取、依頼が可能になり、再配達負担をなくしつつ、入居者の利便性も大きく向上させられると見込まれている。

家の内外に広がる顔認証、これからの時代の物件付加価値に
DXYZの顔認証プラットフォーム「FreeiD」は、一度顔データを登録しさえすれば、手ぶらで顔という生体認証情報を用い、あらゆる場所での入退や本人確認、決済といった行動を可能にするもの。

従来の顔認証サービスは、アプリや管理システムが個々に異なるため、利用場所ごとに顔データを登録する必要があったが、「FreeiD」は多種多様な顔認証エンジンと連携可能な仕組みであるため、一度の登録で多様な場での顔認証サービスを利用できるようになるという特徴がある。

住宅領域では、2021年1月以降、国内初の物理的鍵を不要とした「オール顔認証マンション」を29棟(2023年6月末時点)実現し、家の内外における手ぶらで安心な暮らしを設計してきている。

オフィスや保育園など向けの入退、本人確認といったサービスにも適用され、今後は店舗や自動販売機など向けの決済サービスも展開予定となっている。

フルタイムシステムの宅配ボックス・宅配ロッカーサービスは、24時間有人対応のコントロールセンターを核に提供するもので、集合住宅を中心に戸建、オフィス、店舗、公共施設などでの導入・設置が進んでいる。

物流問題やCO2削減といった環境問題の解消を図り、サステナブルな社会に貢献するとともに、「FreeiD」との連携でより使い勝手も良く、安心・安全・便利に使える宅配ボックスサービスが実現されるとみられる。

これからの時代の物件に求められる付加価値がプラスできる新サービスとして注目されるだろう。


外部リンク

株式会社フルタイムシステム プレスリリース
https://www.fts.co.jp/corporate/news/release/1441

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