購入者の平均年齢は41.0歳
住宅生産団体連合会は8月28日、「2016年度戸建注文住宅の顧客実態調査」結果を発表した。
調査結果によると戸建注文住宅を購入した世帯主の平均年齢は、昨年度より0.2下がり、41.0歳。世帯年収は、昨年度より29万円増の897万円だった。
また、建て替え率が増加しており、28.9%。更地に新築したケースは57.4%と半数を超え、親の土地または親から相続した土地への新築は11.7%となっている。
住宅取得費は4,755万円
住宅取得費の世帯年収倍率は、昨年度と横ばいの6.07倍だった。
住宅ローンの金利タイプは、低金利を反映して、今年度も「全期間固定金利」が増加している。
建築費の平均は、昨年度より84万円増の3,454万円。住宅取得費合計の平均は、昨年度より84万円増加の4,755万円だった。
このうち自己資金の平均額は、昨年度より82万円減の1,318万円。また平均贈与額は1,167万円に増加したものの、贈与ありの割合は19.2%に減少している。
住宅購入時に重視した点をみると「間取り」が69.2%と最も高く、住環境面で重視した点では「通勤・通学などの利便」の57.2%がトップとなった。
(画像は「2016年度調査結果の要約」より)
2016年度調査結果の要約 - 一般社団法人 住宅生産団体連合会
http://www.judanren.or.jp/