首都圏の中古マンション価格が6か月連続で下落
東京カンテイは9月21日、2023年8月の「三大都市圏・主要都市別/中古マンション70平方メートル価格月別推移」を発表した。
2023年8月における首都圏中古マンションの平均価格は、前月比0.6%マイナスの4,777万円だった。6か月連続で下落している。
都県別で見ると、東京都は同0.5%マイナスの6,376万円。小幅ではあるが4か月連続の下落となった。前年同月と比較しても、上昇率は1%台を割り込んでいる。
埼玉県は同0.4%マイナスの、3,013万円。千葉県は同1.1%マイナスの2,774万円。神奈川県は0.8%マイナスの3,659万円となり、年初と同水準まで低下した。
大阪府は4か月連続の下落
近畿圏の平均価格は、前月比0.1%マイナスの2,901万円だった。大阪府では0.1%マイナスの3,085万円と、小幅ながら4か月連続で下落した。前年同月比でも2015年2月以来のマイナスに転じた。兵庫県は4か月ぶりの反転下落となり、0.5%マイナスの2,539万円である。
中部圏の平均価格は、前月比0.1%プラスの2,255万円だった。愛知県では0.1%マイナスの2,399万円となり、依然として年初来の低い水準が続いている。
(画像はプレスリリースより)
株式会社東京カンテイのプレスリリース
https://www.kantei.ne.jp/report/c202308.pdf