首都圏の中古マンション価格は4.5%上昇
東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は10月10日、2023年9月度の「月例速報MarketWatchサマリーレポート」を発表した。
発表によると、9月の首都圏における中古マンションの成約件数は、前年同月比6.7%増の3,191件。4か月連続で前年同月を上回った。
成約平米単価は同4.8%上昇の72万4,400円、成約価格は同4.5%上昇の4,618万円となった。成約平米単価は41か月連続、成約価格は40か月連続で上昇している。
埼玉県と神奈川県の平米単価が下落
地域別の中古マンション成約平米単価は、以下の通りである。
東京都区部は、前年同月比3.2%上昇の103万2,100円。41か月連続で上昇している。
東京都多摩は、同3.2%上昇の53万200円。3か月連続の上昇となった。
埼玉県は、同3.7%下落の42万5,900円。2020年5月以来40か月ぶりに下落した。
千葉県は、同6.7%上昇の、40万2,700円だった。38か月連続の上昇である。
横浜・川崎市は、同2.7%上昇の62万4,500円。3か月連続で上昇している。
神奈川県他は、同1.4%下落し、41万5,500円。2020年11月以来34か月ぶりの下落となった。
(画像は「月例速報MarketWatchサマリーレポート(2023年9月度)」より)
月例速報MarketWatchサマリーレポート(2023年9月度)-公益財団法人東日本不動産流通機構
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/mw/mw_202309_summary.pdf