不動産投資ニュース.com
2024年12月23日(月)
 不動産投資ニュース.com

投資用区分マンション価格、過去最高値に

新着ニュース30件






























投資用区分マンション価格、過去最高値に

このエントリーをはてなブックマークに追加
ファーストロジックが23年7~9月期の調査結果を公開
不動産投資プラットフォーム「楽待」を手がける株式会社ファーストロジック(以下、ファーストロジック)は12日、「楽待」における投資用不動産市場調査を実施、2023年7~9月期の調査結果をとりまとめて公表した。

期間は2023年7月1日~9月30日、この間に「楽待」へ新規掲載された全国の不動産物件が対象となっている。

投資用不動産市場動向
一棟アパートの物件価格は7,377万円で、2023年4~6月の前期に比べ425万円の下落になった。前期が過去最高値であったため、なお高水準ではあるが、年初水準よりもさらに低い値にまで低下している。

表面利回りは9.14%で、前期より0.28%上昇した。2023年に入ってからでは最も高く、初めて9%台を記録した。

投資用不動産市場動向
海外投資家の参入も増加か
一棟マンションについては、物件価格は2億913万円で、前期より335万円低下した。3四半期ぶりの下落になったが、なお高値の水準にあり、2億円超の推移となっている。

表面利回りは7.81%で、前期より0.13%上昇した。一棟アパート同様、価格の低下もあり、利回りは上昇している。

投資用不動産市場動向
区分マンションにおいては、物件価格が1,883万円となり、前期より36万円上昇、2012年の調査集計開始からの過去最高値となった。年初の1~3月期がこれまでの過去最高で1,881万円だったが、これをわずかながらさらに上回る高騰ぶりをみせている。

表面利回りは6.94%で、こちらも前期より0.12%上昇した。引き続き7%前後での横ばい傾向にある状態だが、前2期のマイナス傾向からプラスに転じている。

全体を通してみられる不動産価格高騰の背景には、地価の上昇や建築費の高騰はもちろん、海外投資家の参入増加が考えられている。もともと海外主要都市に比べ割安感のあった日本の物件が、円安による為替メリットでさらに購入しやすくなっているからだ。

為替市場の今後とともに、投資用不動産価格の動向も、引き続き注視していく必要がある。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

株式会社ファーストロジック プレスリリース
https://www.firstlogic.co.jp/

Amazon.co.jp : 投資用不動産市場動向 に関連する商品
  • Webでの物件探しに苦労した人の約9割が「第三者に相談したい」と回答(12月22日)
  • 住宅ローン申込、ネット共通インフラが完成(12月21日)
  • 東武野田線の中古マンション価格、岩槻駅が24%台の大幅上昇(12月20日)
  • 24年11月、既存マンションの成約価格はプラスへ(12月18日)
  • 首都圏の中古マンシヨン平米単価55か月連続で上昇(12月15日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->