シリーズCラウンドで資金調達を実施
株式会社すむたす(以下、すむたす)は12月27日、シリーズCラウンドにおいて総額13億円の資金調達を実施したことを発表した。
既存投資家のCoral Capitalをリードインベスターに、モバイル・インターネットキャピタル、農林中金イノベーション投資事業有限責任組合(運営:グローバル・ブレイン株式会社)、さらに新規として環境エネルギー投資を引受先とし、第三者割当増資を行っている。
すむたすによると、今回の資金調達で累計調達額は30億円超になったという。
すむたすは、AIの価格査定アルゴリズムを用い、不動産物件の価格を査定、オーナーから直接買い取り、その後、転売していくといったビジネスモデルを指す「iBuyer」の方式を国内で初めて採用、事業として展開させてきた。
「すむたす売却」では、査定アルゴリズムによってオンライン上で買取価格を迅速に提示、最短2日で売買契約と現金入金までを完結させるオンライン不動産直接買取サービスを実現させている。同サービスでは、すでにユーザーからの査定依頼が累計25,000件、累計金額は5,400億円を突破するまでになった。
関西・東海エリアへの進出と新サービスの開始も発表
すむたすでは、今回得た資金を活かし、現在の展開エリアである首都圏から、関西エリアと東海エリアにも進出することを決めた。
また、新たにオンライン完結型売却方法を開発、仲介事業もスタートさせ、サービスの拡充を進める。
新規のオンライン完結型売却サービスでは、査定から決済まで全プロセスがオンラインに対応する。価格査定、相談、室内確認、重要事項説明・売買契約、司法書士面談、決済まで、殿プロセスも希望に応じ、オンラインとオフラインが選択可能となる。
仲介サービスでは、これまでの「すぐに手軽に売りたい」ニーズに加え、「希望時期までに高く売りたい」というオーナーニーズにも応えるものとする。売り手の売却希望時期に合わせ、直接買取・仲介サービス(買取保証付き)を選べるようになっている。
すむたすでは、さらに今後も技術革新とサービスの拡充を推進し、2027年までには国内不動産直接売却のトッププラットフォーマーになることを目指すとする。
株式会社すむたす プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000038198.html