駅エリアごとの平均坪単価として「価格」を算出
株式会社東京カンテイは、2023年12月19日、JR東海道本線・横浜駅~小田原駅間の駅別中古マンション価格を発表した。
ここでの「価格」は、同社のデータベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格をもとに、同区間における駅エリアごとの平均坪単価として算出されたもの。現状価格の集計は、同年8月~10月の3ヵ月間に実施されている。
藤沢駅も200万円の大台に到達
今回の発表によると、JR東海道本線の横浜駅~小田原駅間において中古マンション価格が最高値を示したのは、270万円の横浜駅だった。同駅エリアは、前々年の246万円、前年の268万円から順調な上昇をマーク。同区間におけるトップの座も守っている。
今期の同区間では、藤沢駅も200万円の大台に到達。上昇幅こそ鈍化したものの上昇は維持し、204万円をマークした。戸塚駅は、反転上昇により価格が135万円に達し、事例数も前期から198件増加。小田原駅は18%台の大幅上昇を果たし、中でも築30年程度の事例増加が目立つ結果となっている。
辻堂駅/茅ケ崎駅/平塚駅は下落
一方、前期に2桁上昇をマークした辻堂駅/茅ケ崎駅/平塚駅は、いずれも下落した。特に辻堂駅は、事例数が前期比でほぼ倍増したものの築古化が進み、価格は4%台の下落を示すに至っている。
なお、JR東海道本線・横浜駅~小田原駅間全体の駅別中古マンション価格は、170万円となった。前年と比べて、比率で2.1%、価格で4万円上昇している。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/JR東海道本線 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/1269