晴れ?雨?「中古マンション価格」1月の天気図
株式会社東京カンテイは2月29日、2024年1月度の「中古マンション価格天気図」を発表した。
この「中古マンション価格天気図」は、全国47都道府県のファミリータイプ中古マンションの価格動向を、天気マークで表現したもの。「晴」は価格の上昇、「曇」は横ばい、「雨」マークは下落を示している。
「晴」と「曇」の地域数が減少
1月度の「中古マンション価格天気図」によると、「晴」は10地域から8地域に減少した。「曇」も16から13地域に減少した。一方、「小雨」は6から10地域に増加、「薄日」も12から15地域に増加している。
1月は、回復傾向にあった前月から一転し、全国的に弱含み傾向が強まった。地方主要4道県では天気マークこそ変わらなかったが、市別では札幌市、仙台市、広島市がいずれも前月比で下落している。
価格変動動向をみると、全国で天候が改善した地域数は5から7地域に増加し、横ばいは33から32地域に減少、悪化は9から8地域に減少した。
しかし47都道府県のうち、前月比で価格が下落した地域数の数は、20から25地域に増加している。前月と比較可能で事例数10以上の全国533市区町村のうち、55.9%に当たる298市区町村が下落。前月の271と比べ大きく増加した。
(画像はプレスリリースより)
株式会社東京カンテイのプレスリリース
https://www.kantei.ne.jp/report/price_weather_map/1297