3月期ファミリー向け家賃、7エリアで最高値を更新
アットホームは4月23日、2024年3月期の「全国主要都市の『賃貸マンション・アパート』募集家賃動向」を発表した。
アットホームの不動産情報ネットワークに登録・公開された、首都圏、札幌市、仙台市、名古屋市、京都市、大阪市、神戸市、広島市、福岡市を対象に、賃貸マンション・アパートの募集家賃を調査したデータである。
調査結果によると、マンションの平均募集家賃は、東京23区・東京都下・神奈川県・埼玉県・千葉県・札幌市・仙台市・名古屋市・京都市・大阪市・福岡市の11エリアが全面積帯で前年同月を上回った。
ファミリー向きマンションは、5か月連続して全13エリアで前年同月を上回った。中でも、東京都下・神奈川県・千葉県・仙台市・名古屋市・大阪市・広島市の7エリアは2015年1月以降最高値を更新した。
アパートも、ファミリー向きが2か月連続して全13エリアで前年同月を上回っている。中でも、東京23区・神奈川県・埼玉県・千葉県・名古屋市・神戸市の6エリアは2015年1月以降最高値を更新した。
全国主要都市における賃貸マンションの家賃上昇率
「シングル向き(30平米以外)マンション」の、家賃上昇率が最も高かったエリアのトップ3は次の通りである。
1位は、埼玉県。平均家賃は前年同月比で6.0%上昇し、6万1,375円だった。
2位は、東京23区。平均家賃は同3.8%上昇し、9万2,937円である。
3位は、仙台市。平均家賃は同3.6%上昇し、5万2,026円となった。
「カップル向き(30~50平米)マンション」の、家賃上昇率が最も高かったエリアのトップ3は次の通りである。
1位は、東京23区。平均家賃は前年同月比で7.6%上昇し、14万8,273円だった。
2位は、千葉県。平均家賃は同5.7%上昇し、8万7,209円である。
3位は、埼玉県。平均家賃は同4.3%上昇し、8万3,522円となった。
「ファミリー向き(50~70平米)マンション」の、家賃上昇率が最も高かったエリアのトップ3は次の通りである。
1位は、福岡市。平均家賃は前年同月比で15.0%と2ケタの上昇を示し、10万8,955円となった。
2位は、大阪市。平均家賃は同11.3%とこちらも2ケタ上昇し、14万5,270円である。
3位は、東京都下。平均家賃は同8.7%上昇し、12万3,596円である。
(画像はプレスリリースより)
アットホーム株式会社のプレスリリース
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