総武線全エリアの坪平均価格は219万円
東京カンテイは5月11日、「駅別中古マンション価格/JR総武線(3)」を発表した。
同社のデータベースに登録されたファミリー向け中古マンションの売り希望価格をもとに、同線の駅エリアごとの平均坪単価を算出したもの。集計期間は、2020年12月~21年2月。
なお今回発表されたのは、4月27日発表のJR総武線(1)、5月4日発表のJR総武線(2)に続くデータで、JR総武線のうち「市川」駅~「千葉」駅の平均坪単価をまとめたものである。
なお、JR総武線全エリア(「三鷹」駅~「千葉」駅)における中古マンションの坪平均価格は、前年同期比3.3%上昇の219万円だった。
今回調査区間での最高値は「市川」駅の206万円
今回の発表区間である「市川」駅~「千葉」駅で、平均坪単価が最も高かったのは、「市川」駅で、206万円となった。
2位は「本八幡」駅の176万円。都営地下鉄新宿線の始発・終着駅でもある当駅は前年は9.1%上昇したものの、今期は1.7%に反転下落となった。築古化が進み、専有面積も2.31平方メートル縮小した。
4位の「西船橋」駅と5位の「船橋駅」、7位の「津田沼」駅の平均坪単価は、前年比で12~15%と二桁の上昇を示した。
最も取り引きが活発だったのは、今回11位の「稲毛」駅である。事例数は400件超となり、平均坪単価も前年比で5.9%上昇した。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/JR総武線(3)- 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/887