新型コロナによるボーナス払いの影響を調査
MFSは6月28日、「新型コロナウイルスによる、住宅ローンボーナス返済への影響」に関する調査の結果を発表した。
現在住宅ローン返済中の30代~50代の男女461名を対象に、2021年6月15日~6月21日にインターネットにて調査を実施した。
調査結果によると、住宅ローン返済でボーナス払いを選択している人は35.6%だった。これを年代別でみると30代が35.0%、40代が33.3%、50代では38.3%となっている。
ボーナス時にまとめて住宅ローンを返済することで、月々の支払額を軽減できるボーナス払い。しかし会社の業績悪化などによってボーナスが削減されると、ボーナス月の支払いが困難になるリスクもある。
この夏のボーナスについて尋ねたところ、「新型コロナウイルスの影響で、昨年より減る」と回答した人の、種別の割合は「公務員」38.2%、「製造業」35.2%、「情報通信業」31.7%、「サービス業」31.6%、「運輸業」31.6%だった。
年代別では30代が31.4%、40代が28.4%、50代が26.6%となっており、30代の3割がボーナス削減を覚悟していることがうかがえる。
これを反映してか、ボーナス払いを選択している人のうち「新型コロナウイルスの状況を受けて、ボーナス払いについて検討・実行した」割合は30代が37.5%と最も高く、次いで40代の20.4%、50代の8.1%と続く。
具体的な対策として「他金融機関への借り換え」をあげる人が多く、特に30代では、「対策を検討・実行した」と回答した人のうち58.3%が「借り換えを検討・実行した」と答えている。
14.0%がボーナス払いを後悔
「ボーナス払いにしたことを後悔している」と回答した割合は14.0%。年代別でみると30代が22.9%と最多で、40代13.0%、50代8.1%と続く。
またボーナス払いに限らず、「毎月の住宅ローン返済が負担になっている」と回答した割合は49.9%だった。
(画像はプレスリリースより)
株式会社MFSのプレスリリース
https://mogecheck.jp/