投資物件「すべて売却」は16.9%
健美家は8月31日、「不動産投資家の相続」に関する調査結果を発表した。
この調査は、同社が運営する運営する収益物件情報サイト「健美家」の会員を対象に8月12~19日に実施したもので、有効回答数は130名だった。
調査で「購入した物件を将来どのようにしたいか」と質問したところ、最も多かったのが「家族に相続させたい」58.5%だった。次いで「今のところ何も考えていない」の19.2%、「すべて売却したい」の16.9%と続いた。
相続検討者の約25%が「何も準備していない」と回答
「家族に相続させたい」と回答した人に、相続のために準備していることを尋ねたところ、「法人で物件を購入」が44.7%で最も多かった。
次いで「家族が分けやすいように複数物件を購入」の34.2%、「大家業について教えている/一緒に事業を行っている」の28.9%、「専門家に相談している」9.2%と続いた。また、「何も準備していない」という回答も23.7%と約4分の1に達していることもわかった。
「すべて売却」と回答した人にその理由を尋ねたところ、「自分のために、老後は現金化したい」の45.5%が最多だった。次いで「賃貸経営が負担だから/できそうな相続人がいないから」の36.4%、「相続人に、現金を残したい」の22.7%、「生前に保有物件の売り時が訪れそうだから」の18.2%と続いた。
(画像はプレスリリースより)
(調査データ:「不動産投資と収益物件の情報サイト 健美家 ( けんびや ) 」)
健美家株式会社のプレスリリース
https://www.kenbiya.com/pre2021-08-31.pdf