新規登録件数は2か月連続で減少
不動産流通推進センターは8月20日、2021年7月の「指定流通機構の活用状況」の調査結果を発表した。
これによると不動産物件情報交換のためのコンピュータネットワークシステム(レインズ)への、7月における新規登録件数は、前年同月比1.5%減の38万2,307件だった。2か月連続で減少している。
成約報告件数は同5.2%減の4万4,222件。5か月ぶりに減少へと転じた。
総登録件数は同1.3%減の80万8,898件。3か月連続での減少となった。
売り物件の成約件数も5か月ぶりの減少
売り物件の動向をみると、新規登録件数は前年同月比14.4%減の11万2,052件。16か月連続で減少している。
成約報告件数は、同3.8%減の1万5,690件。5か月ぶりの減少となった。前月比でも、再び減少に転じている。
総登録件数は、同21.6%減の28万9,602件。13か月連続で減少している。
賃貸物件の成約件数は2か月連続で減少
賃貸物件の新規登録件数は、前年同月比5.1%増の27万255件。15か月連続で増加している。
一方、成約報告件数は同6.0%減の2万8,532件。2か月連続での減少となった。
総登録件数は同15.2%増の51万9,296件。14か月連続で増加している。
(画像はプレスリリースより)
公益財団法人 不動産流通推進センターのプレスリリース
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