不動産のプロが選ぶ知っておきたい住宅制度
アットホームは7月14日、全国のアットホーム加盟店を対象に調査を行った、『不動産のプロが選ぶ!「家を買うなら知っておきたい制度」ランキング』を発表した。調査期間は、2021年6月1日(火)~6月7日(月)
これによると家を購入する際に知っておきたい制度の1位は、「住宅ローン控除(減税)」の55.8%。次いで「住まい給付金」の51.9%、「不動産取得税の軽減措置」の38.9%と続いた。
ローン残高の1%が戻ってくる住宅ローン控除(減税)
1位には、「住宅ローン控除(減税)」が選ばれた。
「住宅ローン控除(減税)」とは住宅ローンの残高の一部が所得税から控除される制度で、年末時点のローン残高の1%が還付される。また2021年度の税制改正によって、適用条件があるものの控除期間が10年から13年に延長された。
選んだ理由を尋ねたところ「何となく知っているが詳細まで知らない人が多い」、「家を購入することで得られるメリットを活用してほしいから」などの声が寄せられた。
2位に選ばれた「住まい給付金」とは、2014年の消費税率引き上げに伴い、住宅取得者の負担緩和を目的に創設された制度。年収に応じて給付されるが、共有名義の場合は名義を持つ人すべてが給付の対象となるのが特徴だ。
選んだ理由としては、「給付金が持ち分に応じていることを知らない人が多いから」「対象と給付金額が増えたので、まとまった金額が受け取ることができるから」などの声があった。
3位に選ばれた「不動産取得税の軽減措置」とは、不動産を取得した際に課税される地方税に関して、一定の要件を満たす建物や土地に標準税率が軽減される制度である。
選んだ理由としては、「取得税についてはほとんどの方が知らず、通知が来た際に驚くと思うので事前に説明している」といった声があった。
住宅の購入者に対してさまざまな軽減措置や制度が設けられているが、詳しく知らない人も多い。今回の調査でも、「大きな恩恵があるのに、知らなかったからという理由で損をしてほしくないから説明している」といったコメントが目立った。
(画像はプレスリリースより)
アットホーム株式会社のプレスリリース
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