首都圏の分譲マンションの発売戸数2か月振りに増加
不動産経済研究所は9月16日、「首都圏 新築分譲マンション市場動向 2021年8月度」を発表した。
これによると8月の首都圏における新築分譲マンションの発売戸数は、前年同月比16.2%増の1,940戸。2か月振りの増加となった。
初月契約率は73.0%で、前年同月比4.5ポイントの上昇。前月比では4.7ポイント上昇している。
また、渋谷区の「パークホームズ初台 ザ レジデンス 1期1次」(価格9,241万円、平均倍率2.5倍、最高倍率8倍)、神奈川県大和市の「ガーラ・レジデンス相模大塚駅前 1期」(価格3,707万円、先着順)など5物件129戸が即日完売を果たした。
首都圏新築マンション平均価格は7,452万円
平均価格は同24.0%上昇の7,452万円、平米当り単価は同26.3%の117.8万円と大幅に上昇。いずれも2か月連続で前年同月を上回った。
地域別の平均価格は、東京23区が同57.0%上昇の1億812万円と大幅な上昇を示した。
これに対して東京都下は同8.2%下落の5,306万円、神奈川県は同19.2%下落の4,859万円、埼玉県は同4.3%下落の4,888万円、千葉県は同13.7%下落の3,856万円と軒並み下落している。
(画像はプレスリリースより)
株式会社不動産経済研究所のプレスリリース
https://www.fudousankeizai.co.jp/