東京都は前年同月比でも2桁上昇
東京カンテイは9月21日、2021年8月における「三大都市圏・主要都市別/中古マンション70平米価格月別推移」を発表した。
三大都市圏における中古マンションの価格を70平米に換算し、月別の推移としてまとめたデータである。
発表によると首都圏の70平米平均価格は、前月比0.6%上昇の4243万円。4か月連続での上昇となった。
都県別の平均価格は、以下の通りである。
東京都が、前月比0.5%上昇の5,827万円。14か月連続の上昇。前年同月比でも5月以降は2桁の高い上昇率を維持している。
神奈川県は同1.7%上昇の3,200万円、埼玉県は同11.7%上昇の2,573万円と、こちらの2県も上昇が続く。
一方で千葉県は同0.3%の下落の2,342万円となり、4か月振りに反落した。しかしながら価格そのものは、同じく前年同月比で10%以上の上昇を示しており、高水準を保っている。
<red>近畿圏は10か月連続で価格が上昇/red>近畿圏の70平米平均価格は、前月比0.6%上昇の2,634万円となり10か月連続で上昇している。
大阪府は同0.6%上昇の2,859万円で、7か月連続の上昇。兵庫県でも0.7%の上昇の2,295万円と上昇傾向が続いており、再直近の最高値を更新した。
中部圏の70平米平均価格は、同1.2%上昇の2,141万円。愛知県は同1.4%上昇の2,264万円。いずれも上昇傾向で推移しており、前年同月比の上昇率も9%台まで拡大した。
(画像はプレスリリースより)
株式会社東京カンテイのプレスリリース
https://www.kantei.ne.jp/report/c202108.pdf