成約価格、坪単価ともに15か月連続の上昇
不動産流通推進センターは9月10日、2021年8月の「指定流通機構の物件動向」を発表した。全国の指定流通機構(レインズ)の取り引きのうち、中古住宅に関するデータをまとめたものである。
発表によると2021年8月における中古マンションの成約価格は、前年同月比3.82%上昇の3075万円だった。成約平米単価も同6.76%上昇の46.57万円となり、共に15か月連続で上昇している。
専有面積は同2.12%減の67.29平米。3か月連続の減少。築年数は同6.38%増の24.03年。3か月連続の増加となった。
成約物件数は同14.52%減少の4914件。2か月連続で減少している。
首都圏の中古マンション価格は3811万円
三大都市圏における中古マンションの動向は、以下の通りである。
首都圏は、成約価格が前年同月比4.04%上昇の3811万円。成約件数は同14.79%減の2564件。
中部圏は、成約価格が同0.50%下落の2138万円。成約件数は同16.05%減の340件。
近畿圏は、成約価格が同4.97%上昇の2521万円。成約件数は同10.34%減の1205件。
(画像は「指定流通機構の物件動向(令和3年8月)」より)
指定流通機構の物件動向(令和3年8月)-公益財団法人 不動産流通推進センター
https://www.retpc.jp/