東京都は3か月振りの下落
東京カンテイは9月16日、2021年8月の「三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料月別推移」を発表した。同社のデータベースに登録された分譲マンション(ファミリータイプ)の募集賃料を調査し、1平米当たりに換算してまとためレポートである。
発表によると8月の首都圏における分譲マンションの1平米当たり平均賃料は、前月比と変わらず3,297円となった。
都県別では東京都が前月比0.5%下落の3,725円。3か月振りの下落となった。神奈川県は前月比0.5%上昇の2,427円となり、3か月連続で上昇している。埼玉県は前月比0.7%上昇の1,799円で反転上昇。千葉県は前月比1.3%下落の1,717円で2か月連続で下落しており、下落幅も拡大している。
大阪府と兵庫県は下落、愛知県は上昇
近畿圏の1平米当たり平均賃料は、前月比1.1%下落の1,961円となった。
府県別では大阪府が前月比1.4%下落2,151円と反転下落。兵庫県は前月比0.7%下落の1,671円となり、2か月連続でマイナスを示している。
中部圏は前月比0.9%上昇の1,862円。このうち愛知県は、前月比1.0%上昇の1,907円。いずれも直感の最高値を更新している。
(画像はプレスリリースより)
株式会社東京カンテイのプレスリリース
https://www.kantei.ne.jp/report/T202108.pdf