空き家の活用法で最多は「賃貸」
アニスピホールディングスは11月16日、「空き家問題」の実態調査の結果を発表した。調査対象は、40代~70代の空き家所有者108名、調査期間は10月4日~10月6日。
調査結果から、空き家を活用している人は35.2%。これに対して活用してない人が61.1%と、圧倒的に多いことがわかった。
空き家を活用している人に、「どのように活用しているか」を尋ねたところ、以下のような結果となった。
最も多かったのは、「賃貸物件としての活用」の52.6%。次いで「物置としての活用」の44.7%、「シェアハウスとしての活用」の18.4%と続いた。
空き家放置では建物維持や税金などコスト面に課題
現在空き家を活用していない人に対して、「空き家として放置しておくことに、どのような課題を感じるか?」と尋ねたところ、次のような回答が寄せられた。
最も多かったのが、「建物の管理・維持のためのコスト」が69.7%。次いで「固定資産税などのコスト」が63.6%、「不法侵入の可能性など、治安や安全面での課題」が45.5%となっている。
また、「空き家を放置している理由」については、「解体しようにも費用がかかるから」が31.8%で最多。
次いで「活用したいがなかなか取りかかれない」22.7%、「空き家の活用を特に考えたことがない」22.7%、「将来的に活用する可能性があるから」が22.7%と同率となっている。
(画像はプレスリリースより)
株式会社アニスピホールディングスのプレスリリース
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