中古マンション成約価格は4.94%上昇し3199万円
不動産流通推進センターは12月10日、2021年11月の「指定流通機構の物件動向」を公表した。全国の指定流通機構(レインズ)の成約事例のうち、中古住宅に関するデータを集計したものである。
これによると、11月における中古マンションの成約件数は、前年同月比1.90%減の6410件だった。5か月連続で減少している。
成約価格は同4.94%上昇の3199万円、成約平米単価は同7.65%上昇の48万2800円となり、どちらも18か月連続で前年同月を上回った。
専有面積は同1.76%減の67.55平米で、6か月連続のマイナス。築年数は同3.67%増の24.05年。こちらは6か月連続のプラスとなった。
首都圏の中古マンション価格は3.86%上昇
主なエリア別の、中古マンションの成約件数と成約価格は以下の通りである。
北海道の成約件数は、前年同月比6.48%減の231件。成約価格は、同15.00%上昇の2103万円。
首都圏の成約件数は、同6.02%減の3339件。成約価格は、同3.86%上昇の3938万円。
中部圏の成約件数は、同8.77%減の416件。成約価格は、同5.42%上昇の2231万円。
近畿圏の成約件数は、同9.10%増の1583件。成約価格は、同11.69%上昇の2628万円。
九州・沖縄の成約件数は、同6.01%減の391件。成約価格は、同7.85%上昇の2182万円。
(画像は、指定流通機構の物件動向-令和3年11月より)
指定流通機構の物件動向(令和3年11月)-公益財団法人 不動産流通推進センター
https://www.retpc.jp/