「貸家」と「分譲住宅」が減少
東京都は1月7日、2021年11月の「新設住宅着工統計」を発表した。
統計によると、11月に都内で新設された住宅着工戸数は9,539戸だった。前年同月比8.2%減となり、2か月振りの減少となった。
利用関係別でみると「持ち家」の着工戸数が、前年同月比7.0%増の1,477戸。12か月連続で増加している。
「貸家」の着工戸数は、前年同月比7.2%減の4,931戸。3か月振りに減少へと転じた。
「分譲住宅」の着工戸数は、前年同月比14.1%減の3,092戸となり、4か月連続で減少している。
分譲住宅の内訳をみると、「マンション」が前年同月比23.3%減の1,620戸で、4か月連続の減少となった。「一戸建て」は前年同月比0.5%増の1,466戸で、こちらは4か月連続で増加している。
都心3区・都心10区も2か月振りの減少
地域別の住宅着工戸数をみると、「都心3区(千代田区・中央区・港区)」は、前年同月比34.0%減の227戸。2か月振りの減少となった。
「都心10区(千代田区・中央区・港区・新宿区・文京区・台東区・墨田区・江東区・渋谷区・豊島区)」は、前年同月比28.9%減の2,182戸。2か月振りに減少へと転じた。
「23区全体」でも、前年同月比11.2%減少の7,226戸となり、2か月振りの減少となった。
「市部」は、前年同月比2.7%増の2,275戸。2か月連続で増加している。
東京都の報道発表資料
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