現状価格は、2021年4月から6月に集計
株式会社東京カンテイは、2022年1月4日、東京メトロ有楽町線・護国寺駅~和光市駅間の駅別中古マンション価格を発表した。
ここでの「価格」は、同社のデータベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格をもとに、同区間における駅エリアごとの平均坪単価として算出されたもの。現状価格の集計は、2021年4月から6月までの3ヵ月間に実施されている。
東池袋駅と護国寺駅が300万円台に
今回の発表によると、東京メトロ有楽町線の護国寺駅~和光市駅間において中古マンション価格が最高値をマークしたのは、393万円の東池袋駅だった。同駅エリアは、同区間において前年/前々年に引き続き首位となっており、また価格の上昇も2年連続で達成している。
今期の同区間において、東池袋駅と共に価格が300万円台に達したのは、312万円の護国寺駅だった。同駅エリアは、築浅物件の取引増加が影響して前期から16.4%もの上昇を達成。都心/横浜方面への通勤者に人気がある和光市駅や平和台駅も、10%台の上昇をマークしている。
池袋駅は6.2%の上昇を達成
全8路線が乗り入れる巨大ターミナル駅である池袋駅は、今期は6.2%の上昇を達成。同駅はまた、取引件数では同区間で最多となる437件をマークした。一方、要町駅/千川駅/小竹向原駅はいずれも、築古物件の増加により価格がマイナスとなっている。
なお東京メトロ有楽町線全線(辰巳駅~和光市駅)における中古マンション平均価格は、327万円となった。前年と比較して、価格で34万円、比率で11.5%上昇している。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/東京メトロ有楽町線2 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/975