各路線の駅エリアにおける平均坪単価として算出
株式会社東京カンテイは、2022年1月17日、東京モノレール羽田線とゆりかもめ、そして東京臨海高速鉄道りんかい線の駅別中古マンション価格を発表した。
ここでの「価格」は、同社のデータベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格を元にして、各路線の駅エリアにおける平均坪単価として算出されたもの。現状価格の集計は、いずれも2021年4月から6月までの3ヵ月間に実施されている。
ゆりかもめ汐留駅、首位を維持して600万円台に乗る
今回の発表によると、東京モノレール羽田線全線(浜松町駅~昭和島駅)の中古マンション平均坪単価は、前年比マイナス9.6%の406万円となった。最高値をマークしたのは486万円の浜松町駅だが、同駅は前年比で大幅に下落。一方、2位の天王洲アイルは312万円から376万円へ大幅に上昇している。
ゆりかもめ全線(新橋駅~豊洲駅)の中古マンション平均坪単価は、前年比プラス16.6%となる379万円をマーク。路線内で最高値を示したのは607万円の汐留駅であり、同駅は前年/前々年から首位を維持すると共に、今期は600万円台に乗る大幅な上昇も達成している。
国際展示場駅、築浅物件の取引増加で急上昇
東京臨海高速鉄道りんかい線全線(東雲駅~大崎駅)における中古マンションの平均坪単価は、前年比プラス9.5%にあたる360万円となった。
同路線で最高値をマークしたのは403万円の大崎駅であり、前年/前々年に続いて首位を維持。一方、築浅物件の取引増加によって国際展示場駅が急上昇し、390万円で大崎駅に迫る勢いを見せている。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/東京モノレール・ゆりかもめ・りんかい線 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/982