賃貸物件の利回りが高い政令指定都市をランキング
健美家は2月8日、2021年下半期の政令指定都市における住宅系収益不動産の「高利回りランキング」を発表した。
2021年7月~12月の期間に、同社が運営する不動産投資と収益物件の情報サイト「 健美家(けんびや )」に登録された、新規物件を集計。区分マンション、一棟アパート、一棟マンションに分類し、ランキング形式でまとめたデータである。
1棟マンションでは岡山県がトップに
区分マンションで最も利回りが高かった都市は、「新潟市」(15.63%)。2位に「北九州市」(14.79%)、3位に「浜松市」(14.11%)が続いた。
1棟アパートでは「新潟市」(11.89%)が1位。2位は「堺市」(11.07%)、3位は「岡山市」(10.79%)となっている。
1棟マンションでは、1位は「岡山市」(10,05%)だった。2位は「北九州市」(9.42%)、3位は「新潟市」(9.23%)。
前回調査では、すべての種別で新潟市が1位だったが、今回の調査では一棟マンションで変化がみられた。前回2位の岡山市が2桁の利回りを示し、1位となっている。
また、前期比で順位が大きく変化した都市は、区分マンションでは広島市。12位から77位と大きくランクを下げている。一棟アパートでは、静岡市が前回の14位から5位にダウン。一方、一棟マンションでは、仙台市が15位から6位へと上昇した。
岡山と広島は全種別で利回りが上昇
政令指定都市全20都市のうち、前期(2021年上期)比で利回りが上昇したのは、以下の通りである。
区分マンションは相模原、大阪、岡山、広島、福岡、北九州の6都市。
1棟アパートは相模原、静岡、浜松、岡山、広島の5都市。
1棟マンションは仙台、静岡、京都、堺、岡山、広島の6都市。
なお、岡山と広島は全種別で利回りが上昇した。
(画像はプレスリリースより)
健美家株式会社のプレスリリース
https://www.kenbiya.com/press/pre2022-02-08.html