駅エリアごとの平均坪単価として算出
株式会社東京カンテイは、2022年2月8日、JR京浜東北線・品川駅~桜木町駅間の駅別中古マンション価格を発表した。
ここでの「価格」は、同社のデータベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格をもとに、同区間における駅エリアごとの平均坪単価として算出されたもの。現状価格の集計は、2021年10月から12月までの3ヵ月間に実施されている。
最高値を示したのは、428万円の品川駅
今回の発表によると、JR京浜東北線の品川駅~桜木町駅間において中古マンション価格が最高値を示したのは、428万円の品川駅だった。同駅エリアは今期12.0%の上昇を果たし、同区間で唯一400万円台をマーク。平均専有面積も、前期より縮小したものの70平米台は維持している。
また、築浅物件の取引が増加した桜木町駅は価格が262万円となり、33.7%もの大幅上昇を達成。横浜駅も、13.3%の上昇により255万円をマークした。アクセスの良さなどで人気が高い川崎駅は、7.9%の上昇で価格が218万円に達し、事例数も731件で同区間最多となっている。
唯一下落した東神奈川駅も、ほぼ横ばい
今期の同区間について同社は、大半の駅エリアが2桁の上昇を示した点に注目。唯一下落を示した東神奈川駅も、下落率は0.5%で横ばいに近い点を指摘している。
なおJR京浜東北線全線(品川駅~大船駅)における中古マンションの平均坪単価は、224万円となった。前年と比較すると、価格で31万円、比率で16.0%上昇している。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/JR京浜東北線1 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/994