「オウチーノ」が人気の始発駅エリアを調査
住宅・不動産の専門ポータルサイト「オウチーノ」を運営する株式会社オウチーノを有する株式会社くふうカンパニーは14日、「オウチーノ」サイトにおける「始発駅」エリアの人気ランキングを作成し、結果の公開を開始した。
年度の変わり目として、新居での新生活を始める人も多くなる時期に合わせて実施された調査で、2021年9月1日~2022年2月28日の期間、「オウチーノ」サイトのデータベースで「始発駅」ページのアクセス数が多い順にランキング化を行っている。
なお、調査の「始発駅」には路線途中にある「途中始発駅」も含むものとし、対象エリアは首都圏の1都3県、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県としている。
トップは東京・荻窪も2位・3位は神奈川県エリアの駅
2021年9月1日~2022年2月28日における首都圏始発駅の人気ランキングでは、第1位が「荻窪駅」となった。
東京メトロ丸ノ内線の始発駅で、JR中央線・総武線との接続もあり、幅広いエリアへの高い交通利便性が確保されることから人気を集めたとみられる。荻窪駅周辺は、杉並区の中でも比較的閑静な住宅街が広がり、住みやすい環境が整っているほか、駅周辺に商業施設も多くあるため、生活利便性にも優れている。
第2位は神奈川県の「大船駅」だった。JR横須賀線・根岸線、湘南モノレールの始発駅で、JR東海道線(上野東京ライン)や湘南新宿ラインなどが乗り入れている。
鎌倉市と横浜市の境界上に位置し、両市の市街地からは離れているものの、交通利便性は高く、駅直結の商業施設にファッション・雑貨店、飲食店が集積している。さらに東口を中心に駅前市街地が形成され、商店街など日々の買い物にも便利な環境があることから、郊外の居住地として人気が高い。
第3位は同じく神奈川県エリアの「橋本駅」となった。JR相模線、京王電鉄相模原線の始発駅で、とくに都心・副都心へのアクセスが良い。
相模原市北部の交通・商業拠点地域として発達しており、近年の駅周辺における再開発でさらに商業施設の充実化も進んだ。駅周辺エリアにはコンビニやスーパー、ドラッグストア、ショッピングモール、飲食店などが多く、生活しやすいエリアとなっている。
第4位は小田急小田原線、JR横浜線が利用できる「町田駅」、第5位はJR常磐線、東武アーバンパークライン・野田線の千葉県にある「柏駅」、第6位が西武池袋線の東京・練馬区にある「石神井公園駅」、第7位に小田急小田原線、東京・世田谷にある「成城学園前駅」などとなった。
単なる始発駅としての機能だけでなく、総合的な交通利便性が高いほか、再開発などにより駅周辺エリアの整備が進んだところが上位の多くを占めている。
居住エリアとしての生活利便性の高さと、新たに発展し活気が感じられる点、従前のイメージを覆すおしゃれで高感度な雰囲気への街の変化といった点から、人気と注目を集め、アクセス数の増加でランキングを押し上げる結果になったと推察された。
(画像はプレスリリースより)
株式会社くふうカンパニーによるプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/000000172.000046400.html