駅エリアごとの平均坪単価として算出
株式会社東京カンテイは、2022年4月5日、相鉄本線・横浜駅~三ツ境駅間の駅別中古マンション価格を発表した。
ここでの「価格」は、同社のデータベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格をもとに、同区間における駅エリアごとの平均坪単価として算出されたもの。現状価格の集計は、2021年10月から12月までの3ヵ月間に実施されている。
取引の活性化を示した横浜駅
今回の発表によると、相鉄本線の横浜駅~三ツ境駅間において中古マンション価格が最高値をマークしたのは、255万円の横浜駅だった。同駅エリアは、やや下落した前期から反転して2桁の上昇を果たし、他の駅を引き離す形での首位を達成。事例数も468件から524件に増え、取引の活性化を示す結果となっている。
今期の同区間で平均坪単価が最も高い上昇率を示したのは、三ツ境駅だった。同駅エリアは、28.9%もの大幅上昇により価格が107万円をマーク。また、星川駅は19.7%の上昇により176万円を、二俣川は18.6%の上昇により121万円を、それぞれ示している。
大幅上昇から下落に転じた西谷駅
一方、前期は大幅な上昇を果たしていた西谷駅は、今期は2桁におよぶ下落を示す結果となった。また、前期に下落した和田町駅は今期も11.2%の下落となり、平均築年数が14年になっている。
なお、相鉄本線全線(横浜駅~海老名駅)における中古マンションの平均坪単価は、164万円となった。前期と比べて、価格で22万円、比率で15.8%の上昇をマークしている。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/相鉄本線1 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/1019