利便性向上!月極駐車場高稼働を実現
株式会社ハッチ・ワーク(以下、ハッチ・ワーク)は3月31日、JR東日本グループのJR東日本東北総合サービス株式会社(以下、JR東日本東北総合サービス)が、管理する月極駐車場の一部において、同社の月極駐車場オンライン管理システム「アットパーキングクラウド」を採用したことを明らかにした。
約6,700台分のうち、第一期としては15台分が対象だが、今後順次拡大予定となっている。サービスの導入により、JR東日本東北総合サービスの管理する対象月極駐車場は、オンライン契約システムで検索から契約手続きまで最短30分で利用可能となるほか、満車時の空き待ち予約に対応するものとなり、ユーザーの利便性も、オーナー側の収益性も向上すると見込まれている。
駐車スペースを求めるユーザーが、月極駐車場を探す場合、希望するエリアでの検索から申込、契約手続きなど、手間のかかるプロセスが発生する。
管理する不動産会社に問い合わせたり、契約を取り交わしたりと直接応対しなければならない場面も多く、忙しいビジネスパーソンや、コロナ禍での非接触ニーズに対応していない点などに課題がある。
そのためJR東日本東北総合サービスでも、こうした課題を解消し、利便性の向上から集客性アップ、稼働率の向上と収益性改善を図るため、オンライン化を検討してきていたという。
重い管理負担からの解放も
また、月極駐車場として運用する場合、管理には電話応対、申込受付、契約手続きといった利用希望ユーザーの個々に対応することはもちろん、契約後も入金確認や滞納督促などが必要になり、業務として負担が大きくなりやすい。
結果として、ユーザーへの迅速な対応もしづらく、サービスを充実させにくい上に、管理負担だけが過大という事態が発生していた。そのため積極的なデジタル化による業務効率化が必要と考えられたという。
こうした背景から、ハッチ・ワークの「アットパーキングクラウド」が導入されることとなった。
「アットパーキングクラウド」は、高い集客力で稼働率を向上させる月極駐車場オンライン管理システム。現地看板での募集が一般的な月極駐車場の集客を専用サイトの「アットパーキング」や大手住宅情報サイトへの情報掲載によって進めることで、反響を増やし、稼働率を改善させる。もちろん、従来通り現地看板からも問い合わせ可能とする。
またオンライン契約システムにより、オンライン上での申込、審査、契約手続き、決済までを一括可能とし、最短30分で完了させる代行サービスを提供する。
満車の月極駐車場で空き待ち予約ができるシステムの「アキマチ」も利用可能とし、煩雑な業務を自動化して、ユーザーには利便性を、管理・オーナー側には収益性を、向上する支援を行うものとしている。
滞納が発生した場合には、オーナーへ最大3カ月分まで100%立て替える仕組みが付いており、不法放置車両の撤去費用も補償されるため、督促も不要、安心して運用できる。
さらに「月極専門カスタマーセンター」の専属スタッフ・専用ダイヤルで問い合わせやトラブルへの対応を行ってもらえ、契約や問い合わせ状況は、提供されるシステム管理画面から、オンライン経由で一括管理・確認可能となる。
ハッチ・ワークでは、こうしたサービスにより、最大95%の業務削減が可能としている。
株式会社ハッチ・ワークによるプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000099.000005153.html