スタイルアクトによる資産性評価、22年5月版で神保町物件が儲かる確率97％に

不動産ビッグデータによる事業展開を行うスタイルアクト株式会社（以下、スタイルアクト）は5月1日、首都圏に立地するマンションで資産性の保たれやすさを評価し、確率で示した独自の指数「沖式儲かる確率」の2022年5月版データについて、公開を開始した。

対象物件は首都圏で販売中、または販売予定となっているマンションで、3LDKや4LDKの間取りを主体とするマンションでランキング化した「スタンダード」版と、1LDKや2LDKの間取りを主体とするマンションの「家活」版に分けて分析されている。

この「沖式儲かる確率」は、過去の物件の含み益が出た割合をカテゴリーごとに算出し、その物件が属するカテゴリー別数値を平均して計算し、指数に反映させている。

マンションの資産性を構成する要素を各カテゴリーとし、行政区や最寄り駅、徒歩圏情報といった立地に関するもののほか、総戸数や階数、面積帯、価格帯、売主といった物件属性に関するもの等で構成されているという。

この要素が、分譲される行政区域内で資産性が高いとされたマンション物件の各要素に、どの程度近いかを確率として示したものが統計情報による指数の「沖式儲かる確率」に当たる。その有用性は算定した確率別の中古騰落率平均でも確認されている。

2022年5月における「沖式儲かる確率」の各エリアトップをみていくと、「スタンダード」物件版では、東京都心エリア1位に「レ・ジェイドクロス千代田神保町」が輝いた。儲かる確率は今回調査の中で最も高い、97％となっている。

「レ・ジェイドクロス千代田神保町」は、日本エスコンによる神保町駅徒歩4分の物件。1LDK～4LDKの間取りで総戸数は50戸、千代田区西神田公園に近接する地域のランドマークとしてデザインされており、大手町とも隣接するエリアで都心居住のメリットを最大限に享受できる。竣工は2023年8月予定だ。

東京23区南エリアは、用賀駅から徒歩7分の地に誕生予定の「パークホームズ用賀三丁目」で、確率は62％となった。三井不動産レジデンシャルが売主となる総戸数43戸の物件で、2023年11月を竣工予定とする。

東京23区西・北エリアは、富士見台駅から徒歩13分の「ヴェレーナ練馬ぬくいの森」で、儲かる確率は53％とされる。大和地所レジデンスが売主となる総戸数61戸の物件で、竣工は2023年7月を予定している。

東京23区東エリアは、同じく大和地所レジデンスの「ヴェレーナグラン門前仲町」だ。門前仲町駅徒歩3分の好立地で、儲かる確率は93％と高い値になった。総戸数は75戸、2023年8月の竣工予定となっている。

神奈川北エリアは、野村不動産の「プラウド元住吉ガーデンズ」で、確率は69％となった。元住吉駅から徒歩8分、総戸数117戸の大規模物件で、2023年3月の竣工を予定する。

なお東京市部、神奈川南、埼玉、千葉エリアについては、今回調査で対象物件の「該当なし」となっている。

2022年5月の「家活」版における「沖式儲かる確率」トップとなったのは、都心エリアがオープンハウス・ディベロップメントによる「オープンレジデンシア四谷三丁目」だ。儲かる確率は85％となり、後述の23区南エリア物件とともに同率1位の高さを誇る。四谷三丁目駅から徒歩4分に誕生する物件で、総戸数は19戸、2023年8月の竣工を予定する。

23区南エリアは、同じくオープンハウス・ディベロップメントが売主となった「オープンレジデンシア根津」で、85％の儲かる確率とされ、同率1位になっている。根津駅を最寄り駅とし、同駅からは徒歩7分、総戸数25戸で2023年4月に竣工する予定だ。

神奈川北エリアは、野村不動産の「プラウド新丸子」が77％でトップとなった。新丸子駅から徒歩2分の物件で、総戸数は97戸、2023年5月の竣工を予定する。

神奈川南エリアは、オープンハウス・ディベロップメントによる物件の「オープンレジデンシア横浜反町」で、儲かる確率は66％となった。反町駅から徒歩5分の地に誕生予定のマンションで、総戸数は23戸、2023年6月の竣工が見込まれている。

家活版では、東京23区東、西・北エリア、東京市部、埼玉、千葉の5エリアが「該当なし」になった。

（画像はプレスリリースより）




スタイルアクト株式会社によるプレスリリース（PR TIMES）
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000240.000007875.html