タスが最新の賃貸市場動向を発表
タスは4月28日、「賃貸住宅市場レポート 首都圏版・関西圏・中京圏・福岡県版 2022年4月」を発表した。2022年2月期の賃貸住宅市場の動向をまとめたレポートである。
20平米未満の【単身向け】61%が「悪い」と回答
レポートによると、首都圏の住宅賃貸市場に停滞傾向がみられる。
ただし、間取り別で景況感が大きく異なり、【家族向け】及び【カップル向け】は良好。これに対して【単身者向け】が不況だ。
景況感に関するアンケートの、首都圏の回答結果をみると、【家族向け】は「非常に良い」が8%、「やや良い」が32%、「変わらない」が48%、「やや悪い」が12%、「非常に悪い」は0%だった。
【カップル向け】は「非常に良い」が3%、「やや良い」が21%、「変わらない」が60%、「やや悪い」が16%、「非常に悪い」は0%。
【家族向け】、【カップル向け】ともに、「非常に悪い」の回答はみられなかった。
これに対して、【単身者向け(20平米以上)】は、「非常に良い」が1%、「やや良い」が11%、「変わらない」が42%、「やや悪い」が37%、「非常に悪い」が8%。
【単身者向け(20平米未満)】は、「非常に良い」が0%、「やや良い」が10%、「変わらない」が29%、「やや悪い」が28%、「非常に悪い」が33%となっている。
【単身者向け】が不調で、特に20平米未満では、61%が悪いと回答。首都圏の賃貸住宅市場は、二極化が進んでいることがわかる。
(画像はプレスリリースより)
株式会社タスのプレスリリース
https://www.atpress.ne.jp/news/307289首都圏版・関西圏・中京圏・福岡県版 2022年4月
https://corporate.tas-japan.com/community/report/2022/04/28