中古マンションの1平米当たり価格は65万4,000円
東日本不動産流通機構は4月11日、「月例マーケットウオッチ(2020年3月度)」を発表した。
これによると、3月の首都圏における中古マンション成約件数は、前年同月比19.5%減の3,405件だった。2桁の大幅減少となり、3か月連続で低下している。
成約平米単価は、同10.8%上昇の65万4,000円。こちらは2桁上昇を示し、23か月連続で上昇が続いている。
成約価格は同8.4%上昇の4,158万円。22か月連続の上昇となった。
地域別の動向は以下の通りである。
成約件数は、すべての地域が前年同月比で減少した。多摩と神奈川県他は前年比で20%台、東京都区部と横浜・川崎市、埼玉県、千葉県は10%台の減少を示している。
成約平米単価は、すべての地域で前年同月を上回った。東京都区部は23か月連続、横浜・川崎市と埼玉県は22か月連続、千葉県は 20か月連続で上昇している。
中古戸建ての成約価格は3,741万円
中古戸建ての成約件数は、前年同月比21.1%減の1,286件。中古マンションと同様に2桁の大幅減少となり、3か月連続で減少傾向が続いている。
成約価格は同7.9%上昇の3,741万円で、こちらは17か月連続で前年同月を上回った。
土地面積は同3.5%縮小の138.91平米、建物面積は同0.5%縮小の103.96平米だった。
(画像は「月例マーケットウオッチ(2020年3月度)」より)
月例マーケットウオッチ(2020年3月度)-公益財団法人 東日本不動産流通機構
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/mw/mw_202203_summary.pdf