リーウェイズが最新のマンション相場価格を詳細にランキング化
不動産価値分析AIクラウドサービス「Gate.(ゲイト)」を運営するリーウェイズ株式会社(以下、リーウェイズ)は20日、東京23区のマンションについて、町名(字)ごとに相場価格を調査し、ランキング化した結果の公開を開始した。
トップ10のデータが提供されているほか、50位までのランキング結果も専用URLを通じ、ダウンロード配布されている。
調査は、リーウェイズが保有する不動産データのうち、建物構造がSRC・RC造で、専有面積が50~80平米、築年数10~20年に該当する東京23区に立地するマンションを対象に実施された。これらのデータ集合における物件の平均単価を相場価格とし、平米あたりで金額の高い順にランキング化している。
結果データは、賃貸経営の分析や投資物件購入の参考資料として役立てることができると考えられる。
上位は港区・千代田区・渋谷区が席巻
こうして今回、東京23区の町名別で集計した「マンション相場価格ランキング」によると、1位は「港区元麻布」で平均単価が1平米あたり228.8万円となった。
港区元麻布の最寄り駅である「麻布十番」駅と、東京23区の平均を、リーウェイズの不動産市場分析ツール「Gate. Market Survey」で比較すると、20~39歳までの比較的若い世代が多く、男女比では女性比率が高い傾向にあった。エリアとして、とくに若年女性に好まれていると分かる。
2位は「渋谷区鶯谷町」の1平米あたり218.2万円だった。これに続く3位が「千代田区平河町」で1平米あたり217.4万円となっている。
鶯谷町は渋谷区の南西部に位置し、北は桜丘町に接する。東で山手線の線路に接し、南には猿楽町、西には鉢山町がある。オフィスビルや店舗などが散見されるが、主に住宅地で高級マンション物件も多い。
千代田区平河町は同区西部の町。北は東京FM通りに接し、これを境に麹町に接している。東は隼町、南は青山通りに接して、その向こうが永田町となる。西はプリンス通りに接し、その先が紀尾井町になるというエリアだ。オフィスビルが多く、番町・麹町と並ぶ“御屋敷町”としても知られる。
4位は「港区六本木」の1平米あたり212.5万円、5位が「渋谷区渋谷」の1平米あたり211.9万円だった。トップ5はいずれも210万円超えの高水準になっている。
6位になるとやや差が開き、「港区三田」で1平米あたり201.5万円となった。7位は「港区赤坂」の1平米あたり190.7万円、8位が「渋谷区鉢山町」で1平米あたり189.6万円となる。
以下、9位に「千代田区三番町」、10位「港区虎ノ門」と続くが、トップ10はすべて港区、千代田区、渋谷区の3区にある町であった。東京23区内でも主要都心エリアとなるこの3つの区では、やはり1平米あたりでも200万円前後と、マンション価格は非常に高額になっているようだ。
(画像はプレスリリースより)
(出典:リーウェイズ株式会社調べ)
リーウェイズ株式会社によるプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/000000029.000046242.html