東京都心5区の大規模オフィス空室率4.12%
三幸エステートは5月18日、「オフィスマーケット調査月報・オフィスマーケットレポート5月号」を発表した。
2022年04月30日時点の主要都市の大規模ビル(1フロア面積200坪以上)を対象に、賃料や空室率などを調査・分析したデータである。
これによると東京都心5区の空室率は、4.12%。前月比0.04ポイント上昇となり、2か月連続で上昇した。しかしながら、上昇率は小幅にとどまっている。
三幸エステートは、
オフィス戦略の見直しに伴う集約や部分解約で生じた募集床が現空となり、空室率の主な上昇要因となっている
(プレスリリースより)
と分析している。
1坪当たりの募集賃料は2万8238円。前月比8円とわずかに下落した。
大阪市の空室率は4.21%
札幌市の空室率は、前月比より低下し1.23%、1坪当たりの募集賃料も前月比下落の1万4589円だった。
仙台市の空室率は、前月より低下し、3.74%。1坪当たりの募集賃料も、前月比上昇の1万3422円となった。
名古屋市の空室率は、前月より上昇し5.16
%。1坪当たりの募集賃料は、1万6585円となり前月より下落した。
大阪市の空室率は4.21%と、前月より低下。1坪当たりの募集賃料は前月比で下落し、1万8537円となった。
福岡市の空室率は2.85%と、前月より上昇した。1坪当たりの募集賃料は前月比で下落し、1万7598円だった。
各エリアの詳しいレポート・データは、 三幸エステートのホームページで確認できる。
オフィスマーケット調査月報・オフィスマーケットレポート5月号 - 三幸エステート株式会社
https://www.sanko-e.co.jp/data/