10年間運用で最もお買い得なマンションを調査
東京カンテイは5月9日、「分譲マンションの収益ランキング2021(近畿圏)」を発表した。
2011年に購入した新築マンションを、10年間賃貸運用した上で、2021年に売却した場合の差益を試算し、最も“お買い得だった”駅を調査したデータである。
これによると、「過去10年間におけるマンション所有→運用&売却による『お買い得駅』ランキング2021」は、以下のような結果となった。
1位~4位は坪当たり差益220万超
1位は、大阪メトロ御堂筋線「梅田」駅。坪当たりの運用益が134.3%、売却益が108.6%。これらを足した差益は、坪当たり242.9万円となった。また、年利回りも11.41%と、首都圏のランキング上位駅と遜色のない水準を示している。
2位は、JR大阪環状線「天王寺」駅で、差益は坪当たり228.7万円。3位は、京都市営地下鉄烏丸線「四条」駅で、差益は坪当たり226.5万円。
4位は、神戸市営地下鉄西神山手線「県庁前」駅で、差益は坪当たり223.3万円。5位は、大阪メトロ四つ橋線「四ツ橋」駅で、差益は坪当たり197.8万円。
上位30駅のほとんどが京阪神エリアに位置しており、特に大阪エリアが17駅を占める。
中でもターミナル駅のJR大阪駅へのアクセスが良好な北区が5駅、中央区が4駅ランクインしており、収益性の高さが目立った。オフィス・商業エリアに近いため、高い賃料収入が見込めるのが要因だ。
東京カンテイは、高い賃料収入に加えて、
タワー物件を中心とした新築マンションの価格高騰に伴う中古マンションの相場上昇も高収益の追い風となっている
(プレスリリースより)
と分析している。
(画像はプレスリリースより)
株式会社東京カンテイのプレスリリース
https://www.kantei.ne.jp/report/111benefit_kinki.pdf