首都圏の中古マンション成約価格は4,258万円
東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は7月19日、「季報速報MarketWatchサマリーレポート(2022年4~6月期)」を発表した。
これによると、4~6月期の首都圏における中古マンションの成約件数は、8974件であることがわかった。前年同期比10.1%減少となり、2桁のマイナス。4期連続で前期を下回った。
平方メートル当たりの成約単価は、67万1400万円だった。前年同期比では13.7%と、2桁の上昇。8期連続で前年同期を上回っている。
成約価格は、4,258万円となった。前年同月比で11.0%と、こちらも2桁の上昇。2012年10~12月期から、39期連続で上昇が続いている。
専有面積は、63.42平方メートル。前年同期比で2.4%縮小した。
東京都区部以外は成約件数が2桁減
地域別の状況をみると、成約件数はすべての地域が前年同期比で減少した。東京都区部以外の各地域は2ケタの減少率を示している。
平方メートル当たりの成約単価は、すべての地域が前年同期比で上昇。東京都区部は38期連続、多摩は11期連続、横浜・川崎市と埼玉県、千葉県は8期連続、神奈川県他は6期連続で前年同期を上回っている。
(画像は「季報速報MarketWatchサマリーレポート(2022年4~6月期)」より)
季報 MarketWatch サマリーレポート(2022年4~6月期)-公益財団法人東日本不動産流通機構
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/sf/sf_202204-06.pdf