中古マンションの売り希望価格をもとに算出
株式会社東京カンテイは、2022年7月5日、東急東横線・武蔵小杉駅~横浜駅間の駅別中古マンション価格を発表した。
ここでの「価格」は、同社のデータベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格をもとに、同区間における駅エリアごとの平均坪単価として算出されたもの。現状価格の集計は、同年2月から4月までの3ヵ月間に実施されている。
築浅物件の取引が多い武蔵小杉駅、大幅上昇
今回の発表によると、東急東横線の武蔵小杉駅~横浜駅間において中古マンションの平均坪単価が最高値をマークしたのは、346万円の武蔵小杉駅だった。同駅エリアは平均築年数が12.2年であり、築浅物件の取引が多い。こうした要因により、前期の306万円から13.1%もの上昇を達成している。
同区間では、横浜駅も前期比12.8%の上昇を果たし、255万円をマーク。同駅エリアは、同区間で最も事例数が多い一方で、平均専有面積は年々縮小している。綱島駅もまた平均専有面積が年々小さくなっているが、価格は7.1%プラスの196万円となり、200万円台に迫る勢いを見せた。
平均築年数がかさんだ妙蓮寺駅
今期の同区間において最も平均築年数がかさんだのは、妙蓮寺駅だった。同駅エリアは、前期比で平均築年数が10年近くかさんで38.5年に達し、価格も3.7%マイナスの156万円となっている。
なお、東急東横線全線(渋谷駅~横浜駅)における中古マンションの平均坪単価は、303万円となった。前年と比較して、価格では24万円、比率では8.7%上昇している。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/東急東横線2 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/1052