東急目黒線と東急多摩川の「価格」を発表
株式会社東京カンテイは、2022年7月12日、東急目黒線および東急多摩川線の駅別中古マンション価格を発表した。
ここでの「価格」は、同社のデータベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格をもとにして、両路線における駅エリアごとの平均坪単価として算出されたもの。現状価格の集計は、2022年2月~4月までの3ヵ月間に実施されている。
東急目黒線の最高値は、391万円の目黒駅
今回の発表によると、東急目黒線において中古マンションの平均坪単価が最高値をマークしたのは、391万円の目黒駅だった。同駅エリアは、前年と比較して7.7%の上昇を達成。事例数についても増加を示している。
一方、前年には2桁の上昇を示した武蔵小山駅と洗足駅が、今期はマイナスに転じた。築古物件の取引増加が影響する形で、武蔵小山駅は350万円に、洗足駅は281万円に、それぞれ下落している。
なお同線全線(目黒駅~日吉駅)における中古マンションの平均坪単価は、311万円だった。前年と比較して、価格で26万円、比率で8.9%上昇している。
東急多摩川線、武蔵新田駅以降は取引数も増加
東急多摩川線における駅別中古マンション価格については、275万円の蒲田駅が最高値を示した。同線では、全7駅がいずれも価格が前年を上回り、武蔵新田駅以降の駅では取引数も増加。蒲田駅は、事例数についてもトップとなる361件をマークしている。
なお同線全線(多摩川駅~蒲田駅)における中古マンションの平均坪単価は、257万円だった。前年と比較して、価格で27万円、比率で11.7%上昇している。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/東急目黒線・東急多摩川線 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/1057