駅エリアごとの平均坪単価として算出
株式会社東京カンテイは、2022年7月19日、小田急小田原線・新宿駅~成城学園前駅間の駅別中古マンション価格を発表した。
ここでの「価格」は、同社のデータベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格を元に、同区間における駅エリアごとの平均坪単価として算出されたもの。現状価格の集計は、同年2月から4月までの3ヵ月間に実施されている。
代々木八幡駅、プラス30.9%
今回の発表によると、小田急小田原線の新宿駅~成城学園前駅間において中古マンションの平均坪単価が最高値となったのは、474万円の代々木上原駅だった。同駅エリアは、前年も359万円から419万円への上昇をマークしたが、今期も大幅な上昇を果たしている。
同区間では、代々木八幡駅もプラス30.9%となる402万円をマーク。同駅エリアは平均築年数が8年ほど若返ったため、価格も前期のマイナス14.2%から一転した。世田谷代田駅もまた、プラス38.1%となる268万円を示したが、この上昇については個別事例の影響が出た可能性を同社は指摘している。
祖師ヶ谷大蔵駅以外の全ての駅エリアで上昇
今期の同区間は、祖師ヶ谷大蔵駅以外の全ての駅エリアで中古マンション価格が上昇した。祖師ヶ谷大蔵駅も下落率も0.4%に留まっており、ほぼ横ばいの状況を示している。
なお小田急小田原線全線(新宿駅~小田原駅)における中古マンションの平均坪単価は、180万円となった。前年と比較した場合、価格で25万円、比率で16.3%上昇している。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/小田急小田原線1 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/1059