LIFULLがマーケットレポートを発表
LIFULL(ライフル)が運営する“住まいの本当と今”を伝える情報サイト「LIFULL HOME'S PRESS(ライフルホームズプレス)」は9月6日、「LIFULL HOME'Sマーケットレポート 2022年4~6月期」を発表した。
LIFULL HOME'Sに掲載された物件データ、およびユーザーから問い合わせがあった物件データを、四半期ごとにまとめたレポートである。
前期比では上昇するも前年同期比では都心部が下落
2022年4月~6月期の首都圏における賃貸マーケットは、掲載平均賃料が前期(1~3月)比で上昇したものの、前年同期比では、都心部が依然として下落傾向を示している。
今期にLIFULL HOME'Sに掲載された賃貸物件の平均賃料は、東京都が前期比1.1%上昇の9万1,216円。神奈川県が同1.9%上昇の6万6,125円。埼玉県が同3.0%上昇の5万9,595円。千葉県が同2.4%6万上昇の1,820円。1都3県すべてが前期比で上昇した。
しかし前年同月比では、東京都が2.7%の下落。神奈川県も同0.5%の下落。さらにエリア別では東京都心6区が同6.6%の下落、横浜市・川崎市が同3.2%の下落を示しており、2021年7~9月期以降に下落した賃料水準を回復できていない状況だ。
一方、東京都下は同0.2%の下落にとどまっており、神奈川県その他は同横ばい、埼玉県は同2.0%の上昇、千葉県も同1.4%上昇し、郊外部ではやや上昇傾向を示している。
(画像はプレスリリースより)
株式会社LIFULLのプレスリリース
https://lifull.com/news/24255/