駅エリアごとの平均坪単価として算出
株式会社東京カンテイは、2022年10月25日、 西武新宿線・田無駅~本川越間の駅別中古マンション価格を発表した。
ここでの「価格」は、同社のデータベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格をもとに、同区間における駅エリアごとの平均坪単価として算出されたもの。現状価格の集計は、同年5月から7月までの3ヵ月間に実施されている。
花小金井駅、前年比30%近い上昇率
今回の発表によると、西武新宿線の田無駅~本川越間では全駅で中古マンション価格が前年よりも上昇した。中でも、築浅物件の取引が増加した花小金井駅は、前年比で30%近い上昇率をマーク。本川越駅も、前年に続き2桁の上昇を果たしている。
今期の同区間で中古マンション価格が最高値を示したのは、164万円の田無駅だった。同駅エリアは前年も前々年も価格上昇を果たしており、今期も順調な伸びを示している。
なお、西武新宿線全線(高田馬場駅~本川越駅)における中古マンションの平均坪単価は、186万円となった。前年と比べて、価格で17万円、比率で10.1%上昇している。
西武多摩湖線の駅別中古マンション価格も発表
今回の発表では、西武多摩湖線(国分寺駅、一橋学園駅)の駅別中古マンション価格も明らかにされた。
同線では、255万円の国分寺駅が最高値をマーク。一橋学園駅も平均坪単価は前年より上昇し、事例数も増加している。路線の平均坪単価は231万円となり、前年比では11万円、5.3%の上昇を示した。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/西武新宿線2・多摩湖線 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/1096